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actors' playground 2nd, 3rd, ver2.01 w/井上裕朗

  • 執筆者の写真: PLAY/GROUND Creation
    PLAY/GROUND Creation
  • 2015年8月3日
  • 読了時間: 7分

更新日:2020年11月11日


actors' playground 2nd w/井上裕朗


日程:    2015/8/3〜8/7

使用戯曲:  『背信』by ハロルド・ピンター

参加人数:  23人

 

actors' playground 3rd w/井上裕朗


日程:    2015/8/9〜8/13

使用戯曲:  『背信』by ハロルド・ピンター

参加人数:  19人

 

actors' playground ver2.01 w/井上裕朗


日程:    2015/8/15〜8/19

場所:    高円寺K'sスタジオ

使用戯曲:  『背信』by ハロルド・ピンター

参加人数:  13人(1st, 2nd, 3rd参加者のみを対象)

 

先日、都内某所にて、ワークショップ(的なこと)を開催しました。突然訪れた直感と衝動に従い、ひとまず思い切って勢いでやってみたのですが、結果、自分でも予想していなかったほどの素敵な時間、素敵な「場」を作ることができました。振り返って言葉にしようと思っても難しいのですが、演技・演劇・俳優、、、などの各論にとどまらない、もっと根本的な「何か」を全員で感じ、共有する時間・場になったような気がします。終わったあと自分なりに思うところがあり、参加してくれたメンバーや見学してくれた仲間たちからのフィードバックを受け、これまた直感的・衝動的に、この企画を継続していきたいと思うに至りました。熱の冷めぬうちということで、第一回が終わったばかりではありますが、8/3~7に第二回、8/9〜13に第三回を、第一回と基本的に同じ趣旨・同じスタンスで開催します。やらないよりはやったほうがきっといい。第一回に引き続き、失敗を怖れず、恥をかくことを怖れず、やりたいと感じたことを、あとさき考えずやってみることにします。一度経験してもなおワークショップという看板を掲げるのには気恥ずかしさがあるので、引き続き『遊び場』というタイトルでいきます。

僕自身まだまだ修行の身、一介の俳優にすぎません。演出家でもなければ演技指導者でもありません。今回もあくまで一俳優として、この遊び場の「ナビゲーター」を務めます。本番の上演に向けた稽古では基本的に演出家が必要ですが、敢えて、俳優だけが集う「場」を作りたいと考えたのがスタートです。俳優には、俳優にしか分かり得ない感覚や抱えている問題が確実にあります。思考回路や視点の異なる演出家には頼れない、俳優が自立して立ち向かうべき課題があります。同じ荒野に立つ俳優同士が集まって、それを共有し、同じ目線からじっくり時間をかけてそれと取り組みたい。それがこの「遊び場」のテーマです。 僕は基本的に(自分が俳優として関わる場合)、人間同士の深くて濃い関わり合いが描かれた、物語性の強い、オーソドックスな「会話劇」を好んでいます。そして演技のアプローチの仕方としても、オーソドックスで奇をてらわない、シンプルで繊細で、それでいて力強い演技が好きです。多様な演技スタイルが乱立する中、こういった「地味な」タイプの演技は、もしかしたら傍流なのかもしれません。でも、同じような好みの人たちも決して少なくないと思います。なので今回そういう人たちが集まった場で、「会話をする」(つまり「話すことによって相手に明確な影響を与え、それを聞くことによって明確に影響を受け変化する」)ということにはっきりと的を絞って、シンプルでど直球の演技をストイックに追求できたらと思っています。(オーソドックスとはなにか?会話劇とは?自然とは?繊細とは?直球とは? については、あくまで僕の主観的定義ですが) 他者と関わることはそもそも簡単なことではありません。しかも良質なドラマにおいては、人と人との関わり方が日常のそれよりも深く、濃く、ときにエグいものであったりします。日ごろ目を背けていたいこと、避けて通りたいようなことも、芝居の中にはしばしば登場します。僕たち俳優も(一般的に)弱い人間ですから、そのような「危険地帯」に足を踏み入れることへの「恐怖」があります。無意識に逃れようとします。防御します。こういったことも、演技において「会話」を成立させることを難しくする要因です。それをどう乗り越えていくか。例えばそんなようなことについて、全員参加で僕たちの抱えるさまざまな課題を掘り起こし、解決に向けての仮説を立て、実験をし、結果を検証し、共有できるものは共有し、新たに発見できるものは発見し、(僕を含めた)それぞれのキャパシティを少しでも広げることにつなげられればと思っています。 具体的には、みんなでシアターゲームをやったり、とある海外戯曲を使ったシーンスタディをしたり(2人1組のペアを組んでもらって、各チームそれぞれ1つのシーンを立ち上げられたらと思っています)、さまざまな議題について全員でディスカッションしたり、、、という内容を考えています。第一回では戯曲の全てのシーンを繋ぎ、通したものを発表しました。今回もそれを目指してやってみたいと思います。前回からの変更点としては、今回は応募範囲を俳優だけでなく、演出家にまで広げてみようと思います。演出家の人に、俳優のナビゲートで、俳優とフラットな関係で、俳優とともに、俳優の作業を体験してもらうことが、何かに繋がるのではないかという直感が働きました。そのようなことに興味がある演出家の人がいるかどうかわかりませんが、ひとりぐらい来てくれたら嬉しいな、というぐらいの気持ちで募集してみたいと思います。 詳細は以下の通りです。2ndと3rdでは場所が変わります。どちらもきちんとしたスタジオをお借りしてやりますが、3rdのほうが少し小さなスペースなので、全体の人数も若干少なめにしようと思っています。ただ、内容やコンセプトは基本的に同じものを考えていますので、基本どちらか一方にご応募ください。万が一両方参加したいという方がいらしたら、片方はB参加(以下参照)でお願いしようと思っています。 質問や相談などあればご連絡ください。僕の知り合いの方もそうでない方も、若い方もそうでない方も、奮ってご応募ください。柔軟かつ熱意ある方々からのご応募、心よりお待ちしています。

 

actors' playground 2nd


■日程:  2015/8/3(月)~8/7(金)(計5日間) ■時間:  13:00~20:00 ■場所:  都内某スタジオ(山手線沿い) ■参加費: 10000円  (スタジオ代、その他諸経費含む)

 

actors' playground 3rd


■日程:  2015/8/9(日)~8/13(木)(計5日間) ■時間:  13:00~20:00 ■場所:  都内某スタジオ(山手線より西に電車で10分ほどのところ) ■参加費: 10000円  (スタジオ代、その他諸経費含む)

 

■応募資格:

俳優、および、演出家(俳優と同じ立場で同じことをやって頂きます) ■募集形式: A:期間中の5日間、継続して固定のペア(基本男女ひとりずつのペア。計6ペアを予定)を組んでひとつのシーンに取り組んで頂き、リハーサルを繰り返しながらシーンを育てていく。実際にシーンを演じて頂くことを含めた参加。(基本的に5日間全日参加。各回最大13名) B:シアターゲーム、ディスカッション、本読みなどはAと同じように参加して頂くが、シーンスタディに関しては、実際に演じて頂くのではなく、他の俳優たちが演じるシーンを「見る」という形で参加して頂く。1日単位での参加も可能。(参加費は日割りのような形で頂きます。各回最大10名ほど) ■応募方法:

以下の項目を明記の上、actorsplaygroundfrom2015@gmail.comまでメールください。    1. お名前(ふりがな)   2. 性別    3. 年齢   4. ご連絡先(携帯番号・メールアドレス)   5. 写真(顔が分かればどんなものでも良いです。僕と面識ある方は不要です)   6. 希望する日程(2ndを希望、3rdを希望、どちらでも可)   7. 期間中のNG(遅刻・早退・欠席希望日などあれば)   8. 希望するコース(Aを希望、Bを希望、どちらでも可) ■応募締切:

7/15(水) (多少前後するかもしれません) 直前にオーディションや急な仕事など入ることもあると思うので、応募後のキャンセルも随時受け付けます。そのあたり気にすることなくご応募ください。 また、これらに続いて8/15〜19の5日間、1st/2nd/3rdに参加してくれたメンバーだけを対象にした「actors' playground ver.2.01」を開催します。ある共通言語、共通理解、信頼関係が生まれたところをスタート地点にして、より自由に、より大胆に、遊べたらと思っています。2nd/3rdに参加される方で、5日間では物足りないという方がいらっしゃいましたら、こちらも合わせて参加ください。開催が決定したらまたアナウンスします。


以上、よろしくお願い致します。

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TAKE a STEP FORWARD. 

Take EACH OTHER on a JOURNEY.

 

LIVE FOR what you could DIE FOR. 

Find your GIFT and GIVE IT to the world. 

BE CRAZY enough to BELIEVE you can CHANGE the WORLD.

 

PLAY to LIVE,  LIVE to PLAY. 

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