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actors' playground 4th, 5th w/薛 珠麗

actors' playground 4th w/薛 珠麗


日程:    2015/9/30〜10/5

使用戯曲:  『ブルールーム』by デヴィッド・ヘアー

参加人数:  19人

 

actors' playground 5th w/薛 珠麗


日程:    2015/10/8〜10/13

使用戯曲:  『ブルールーム』by デヴィッド・ヘアー

参加人数:  23人

 

今年の6月より「俳優の、俳優による、俳優のためのワークショップ(的なもの)」として『actors’ playground』という企画をスタートさせました。6月に開催した第1回以降、8月には2nd, 3rd, ver2.01と計4回の「遊び場」を作り、延べ80人の俳優たちと「遊んで」きました。これまでの4回で一貫して追求してきたのは「自立した存在としての俳優が(俳優だけしかいない)安全な場においていかに勇敢に人と関わっていくか」ということです。参加メンバーの積極性そして勇敢さに助けられ、僕自身が想定していたものを遥かに超えた、密度の濃い、有意義な、かけがえのない「場」を作ることができました。やらないよりはやったほうがいい。今回はもう少しはっきりした覚悟のもと、今後も同じコンセプトで引き続きこの活動を継続、発展させていこうと心に決め、ひとまずこの秋、さらに3つの「場」を作ります。  第1弾として、俳優のみが集うこの遊び場に、初めて「演出家」を招き入れます。今回来て頂く演出家の薛 珠麗(せつ しゅれい)さんは、僕の古くからの友人であり仲間であり、この企画の2ndとver2.01では、これまで全く演技の経験がないのにも関わらず、「俳優」をもっと理解したいとの情熱から、俳優としてこの場に参加しともに「遊んで」くださいました。この場の主旨、方向性、可能性に関心をもってくださり、また身をもって体感し、理解してくださっている方です。今回、形としては「演出家によるワークショップ」という普通のワークショップと変わらない形をとりますが、本質的な意味では「俳優だけの遊び場に演出家を招き入れて一緒に遊ぶ」という、少し色合いの異なるものになると思います。あくまでこの場の主役は「俳優」であり、安全な場において、俳優が自立した存在として勇敢に「遊ぶ」ことが目的です。演出家である珠麗さんがそこに混じってくれることで、どのような面白いことが起きるのか、僕自身楽しみでなりません。  基本的な進め方も、僕がナビゲートするこれまでの企画と大きく変わらない形になると思います。とある翻訳戯曲(男女2人芝居)の各シーン・各役をあらかじめ参加メンバーに割り振りし、固定のシーン・固定の配役・固定のペアでシーンを育ててもらい、最終日に発表という形をとる予定です。時間の都合などもあり、全てのシーンについて時間をかけてシーンスタディを行なうことは出来ませんが、最終日の発表では、戯曲全体の通し上演をして、戯曲全体を楽しむところまで持っていきたいと考えています。  始まる前、期間中ともに、準備にかなりの時間と労力を割いて頂くことになると思います。柔軟かつ、十分に熱意のある方からの応募を心よりお待ちしています。老若男女問わず、経験の多寡を問わず、奮ってご応募ください。 

 

actors’ playground 2nd と ver2.01 に俳優の皆さんに混じって参加して、「遊び場」は俳優が互いに自由に「play(=遊ぶ、演じる)」が出来るというだけでなく、他のあらゆる場所を「遊び場」へと変えてゆくためのヒントを手にする場所なのだと気づきました。遊び場が遊び場であるためには、安全や信頼関係など、たくさんの繊細な条件が存在します。と同時に、どうしたって「遊び道具」が必要です。今回わたしはこの遊び場に、わたしなりの「遊び道具」を持ち寄ろうと思います。 少しだけ具体的にいうと、まず、「行間を読む」や「解釈」によって煙に巻かれることなく、登場人物が何を欲求し何を目的としているか、またどのような手段を使ってその目的を達成しようともがいているのか、明快に捉えること。そして次にはその手段を、台詞や行動と能動的に具体的に、直結させること。そうしていくうちに「遊び相手」である相手役とのつながりを、切実に強固に、かつ自由自在にしていくこと。  使いこなせば、どんどん周りを巻き込んで、願わくは明日からでも、全ての場所を豊かな「遊び場」にできるかもしれない。参加の皆さんとそんな「遊び道具」を共有できたら、と思っています。  薛 珠麗

 

薛 珠麗 (せつ しゅれい)  横浜市出身。国際基督教大学卒業後、tpt(シアタープロジェクト・東京)に参加。デヴィッド・ルヴォー、ロバート・アラン・アッカーマン他、外国人演出家の通訳兼/演出補を長く務めた後、戯曲翻訳家及び演出家として独立。  演出作品にtpt『蜘蛛女のキス』、ギィ・フォワシィ・シアター『ストレス解消センター行き/母からの手紙』、音楽実験室 新世界『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき』など。  翻訳作品にtpt『エンジェルス・イン・アメリカ』『ブルールーム』、パルコ劇場『ハーパー・リーガン』、帝国劇場『レディ・ベス』など。  『バーム・イン・ギリヤド』で第1回小田島雄志翻訳戯曲賞受賞。

 

actors' playground 4th w/薛 珠麗 ■日程:  2015/9/30(水)~10/5(月)(計6日間)  ■時間:  13:00〜20:00 (延長の可能性あり)  ■場所:  都内某スタジオ(山手線より西に電車で10分ほどのところ) ■参加費: (A参加) 14000円/(B参加) 10000円 (スタジオ代、その他諸経費含む) 

 

actors' playground 5th w/薛 珠麗 ■日程:  2015/10/8(木)~10/13(火)(計6日間) ■時間:  13:00〜20:00 (延長の可能性あり) ■場所:  都内某スタジオ(山手線より西に電車で10分ほどのところ) ■参加費: (A参加) 14000円/(B参加) 10000円 (スタジオ代、その他諸経費含む)

 

■募集形式:  A(シーンスタディメンバー)  期間中の6日間、継続して固定のペア(男女ひとりずつのペア。計5ペア)を組んでひとつのシーンに取り組んで頂き、リハーサルを繰り返しながらシーンを育てていく。実際にシーンを演じて頂くことを含めた参加。(基本的に6日間全日参加。男女5名ずつ計10名) B(サポートメンバー)  シアターゲーム、ディスカッションなどはAと同じように参加して頂くが、シーンスタディに関しては、実際に演じて頂くのではなく、他の俳優たちが演じるシーンを「見る」という形で参加して頂く。場合によってはシーンを担当して頂く可能性もあります。1日単位での参加も可能。(全日参加できない場合は、参加費は日割りのような形で頂きます。最大10名まで)  ■応募方法:

以下の項目を明記の上、actorsplaygroundfrom2015@gmail.comまでメールください。   1. お名前(ふりがな)   2. 性別   3. 年齢   4. ご連絡先(携帯番号・メールアドレス)   5. 写真(顔が分かればどんなものでも良いです)   6. 希望する日程(4thを希望、5thを希望、どちらでも可)   7. 期間中のNG(遅刻・早退・欠席希望日などあれば)    8. 希望するコース(Aを希望、Bを希望、どちらでも可) ■応募締切:

9/15(火)(多少前後するかもしれません)  直前にオーディションや急な仕事など入ることもあると思うので、応募後のキャンセルや変更も柔軟に受け付けます。そのあたり気にすることなくご応募ください。ご応募が多かった場合には、こちらで選考させて頂くこともあります。ご了承ください。 また、第2弾、第3弾の企画の詳細も追って発表致します。こちらも合わせてよろしくお願い致します。

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